知識資産の最大化を実現するKBマネジメント 本文へジャンプ

【BAカンフェランスレポート】2012年12月12日

2012年12月17


2012年12月12日(水) IIBA日本支部 BAカンフェランスにおいて、Kevin Brennan氏の講演より。

BAカンフェランスレポート 1

【組織的変革を変革する(Changing Change)】 by Kevin Brennan

 

なぜV3が必要か?

BABOKガイドを最新の状態に保つため

BABOK V2発表後の学習(最新技術など)を反映する必要があるため

  日本語を含めて他の言語に翻訳し易くするため 

より幅広いコンテストに適用できるようにするため

     初めはITだけだったが、それ以外のシチュエーションを考慮する必要がある

     組織的変革を含める

 V2では限定された人材のみが開発に携わった(主にUS)が

     V3では5カ国の人材(日本からも宗雅彦氏)がコアメンバーに参加している

 

BAの定義の変更 V2 → V3

BABOK V2での定義】

組織の目的を達成ためにの役に立つソリューションを推進するため、ステークホルダー間の橋渡し(Liaison)となるためのタスクとテクニックをまとめてビジネスアナリシスと呼ぶ。

 

BABOK V3での定義】

ニーズを定義し、ステークホルダーにバリューをもたらすソリューションを提示することによって、組織コンテキストを変革する(清水訳)

 

重要な概念として、ビジネスアナリシス・フレームワークを解説してくれました。

ビジネスアナリシスの重要な基本的な用語として、

 【変革(Change)】

 【コンテキスト(環境)】

 【ニーズ】

 【ソリューション】

 【価値(Value)】

 【ステークホルダー】

があり、互いに関連しあってビジネスアナリシス・フレームワーク(BAF)を形成している。








 

BABOK V3では知識エリアの名称も少し変わります。

 

ビジネスアナリシスの計画とモニタリング】(知識エリアの名称は変わりません)

引き出しとコラボレーション】(要求のコミュニケーションの部分が追加
   要求とデザインのマネジメント】(要求のコミュニケーションの部分を分離し、
                        設計変更の管理を追加
 状況アナリシス(エンタープライズアナリシスより変更

要求アナリシスとデザインの定義】( 設計の部分が追加

ソリューションアセスメントと妥当性確認(知識エリアの名称は変わりません)

 

さらに新しく、BABOK V3が適用できる主な5つの観点 Perspectives)を解説してくれました。それは、ビジネスシステムアナリシスアジャイル開発エンタープライズビジネスアナリシスビジネスプロセスアナリシス、ビジネスルール・データ、です。

 

ビジネスシステムアナリシス

  主に従来のITソリューションの観点


アジャイル開発

  最近のアジャイル開発


エンタープライズビジネスアナリシス

  戦略的計画

  エンタープライズアーキテクチャ ビジネスアーキテクチャ

  プロジェクトポートフォリオ管理

  ビジネストランスフォーメーション


ビジネスプロセスアナリシス

  プロセスアーキテクチャ

  プロセスデザイン

  サプライチェインマネジメント

  BPMSとワークフロー

  継続的改善


【ビジネスルール、データ】

 -ビジネスルール・マネジメント

 -意思決定システム

 -ビジネスアナリティクス

 -データモデリングとアナリシス

 


まだまだ、未定の部分も多く、タスクやテクニックのレベルの具体的なことは現在開発中のようです。