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BA コンピテンシーモデル V3 (その3)

2011年6月13



いよいよ、最上級のアドバンストゼネラリストBAです。

他のゼネラリストBA(エントリーレベル、ジュニア、インターミーディエート、シニア)同様にさまざまな状況に応じ、多くのテクニックを駆使し、各種のビジネスアナリシス活動を実施します。

アドバンストゼネラリストBAは、よりあいまいで複雑な企業全体に係る課題に取り組みます。この役割は多くの基礎コンピテンシをより深く使いビジネスアナリシス活動を実施します。

コンピテンシの行動指標そのものは変わりありませんが、使用するコンテキストのレベルが異なります。

 

例は、基礎コンピテンシの中の「信頼感」と「ファシリテーションとネゴシエーション」です。アドバンストゼネラリストと他のゼネラリストBAとの違いを理解してください。

 

信頼感

パフォーマンス指標

プロファイルの差別化要因

ステークホルダが意思決定にビジネスアナリストを参加させること

エントリーレベルのステークホルダーは単純で、はるかに小さなグループ。

 

インターミーディエートおよびシニアはより大きな複雑なグループですが、影響力はあまり大きくありません。

 

アドバンストゼネラリストはシニアレベルのマネジメント(経営者、CXO)に対して、左のような指標を通じて信頼感を獲得します。

ステークホルダがビジネスアナリストの提案を受け入れること

ステークホルダが積極的にビジネスアナリストと、難しいあるいは議論を呼ぶトピックについて討論すること

問題が起きたとき、ステークホルダが喜んでビジネスアナリストを支援する こと

 

 

ファシリテーションとネゴシエーション

パフォーマンス指標

プロファイルの差別化要因

議論に参加している全員が、相手の立場を正しく理解する こと

エントリーレベルのステークホルダーは単純で、はるかに小さなグループ。

 

インターミーディエートおよびシニアはより大きな複雑なグループで、より大きな課題についてファシリテーションとネゴシエーションを行います。

効果的に実践するためには、ステークホルダーグループが大きく複雑になればなるほど、より多くの知識・スキル・経験そしてコンピテンシが必要になります。

 

アドバンストゼネラリストは常に企業の最上位マネジメント(経営者、CXO)を相手に、ファシリテーションとネゴシエーションを実施します。アドバンストゼネラリストはこのようなチームに対して、異なる理解レベルの動機、政治力、組織への影響力を通じて、コンセンサスをまとめたり、成功裡にネゴシエーションを実施します。

ミーティングをマネジメントするスキルとツール(議題と議事録を含む)を活用して、ディスカッションの集中とまとまりを維持すること

議論が関係のない話題に脱線するのを防ぐこと

合意が取れている共通領域を識別すること

異なる交渉スタイルを効果的に使い分けること

重要な課題を識別できること

各派全ての利害、動機、目標を理解し考慮できること

いつもWin-Winの結果に到達するようにステークホルダー達に奨励すること

対立に潜む政治的な含みを理解し、政治的繊細さを持ってネゴシエーションすること

時間とタイミングがネゴシエーションに与える影響を理解すること

 

アドバンストゼネラリストの仕事の重要さが理解できたと思います。

 

次回はアドバンストゼネラリストの専門分野です。