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BA コンピテンシーモデル V3 (その1)

2011年6月1



 

20113月にIIBA本部より、ビジネスアナリシスのコンピテンシーモデル(V3)が発表されました。まだどこからも解説されていないようですので、連載で解説します。

昨年(2010年)にV1V2が発表され、このバージョンは完成版という位置づけです。

V1とV2ではビジネスアナリストに必要な53のコンピテンシ-が定義されていましたが、このV3ではキャリアモデルが追加されたのが最大の特徴です。

これからCCBAというビジネスアナリシスの中間レベルの資格試験の日本語化が始まります。それまではCBAPというハイレベルなビジネスアナリシスの資格がありました。この2つの関係はどういうことでしょうか。それに密接な関係があるのがキャリアモデルです。

 

まずキャリアモデルについて解説していきます。

 

キャリアモデルの全体像をご覧ください。主なモデルを記載しています。

 

 

組織内のフォーカスレベル

 

 

プロジェクト/プロセス

サービス/継続的改善

部門/事業/機能 変革

エンタープライズ
レベル

 

 

 

 

 

ゼネラリスト

ビジネスアナリスト

BAプロジェクトリード

ビジネスリレーション
シップ・マネージャ

 

BAプログラムリード

戦略BA

ビジネスアーキテクト

BAプラクティス
リード

 

スペシャリスト

アジャイルBA

ビジネスプロセス
アナリスト

ビジネスルールアナリスト

その他

ファンクショナルBA

 

プロダクトマネージャ

 

 

ハイブリッド
タイプ

BA/PM

BA/開発者

データベース
アナリスト

ソリューション
アーキテクト

 

CXO

エンタープライズアーキテクト


ビジネスアナリストをさらに詳細に専門分野に分類しています。

(全ての専門分野をご覧になりたい方は会員限定ですが以下のURLから入手できます。)


役割分担として3種類が定義されました。

 -ゼネラリストBA

 -スペシャリストBA

 -ハイブリッドタイプ

 

ゼネラリストBAは上位レベルにおいてさらに細分化されています。

 -ビジネスアーキテクト(ビジネスアーキテクチャの作成と保持に責任を持ちます)

 -BAプロジェクトリード(プロジェクト内でのBAのリーダーです)

 -BAプログラムリード(プログラムレベルでのBAです)

 -BAプラクティスリーダ(BA標準など組織のプロセス資産の責任を持ちます)

 など

 

スペシャリストBAも専門分野が分かれます。

 -アジャイルBA(アジャイル開発に特化したBAです)

 -ビジネスプロセスBA(プロセス改善に特化したBAです)

 -ビジネスルールBA(ビジネスルールの変更に特化したBAです)

 などです。

 

ハイブリッドタイプはビジネスアナリシスの仕事をパートタイムで実施している方々です。例えば、

 -プロジェクトマネージャ、データベースの専門家、

 -経営幹部(CXO

 などです。

 

日本では、やっとビジネスアナリストが認知され始めたばかりですが、本家ではこんなにも進んでいるようです。

 

次回はキャリアパスについて解説します。