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サプライチェーンマネジメント(SCM)と BABOK®2.0 
(その1)

2010年9月13



ここでは、物流(SCM:サプライチェーンマネジメント)について簡単に説明します。

 

SCMの標準プロセスとしてSCORSupply-Chain Operations Reference-Model)は5種類のマネジメントプロセスから構成されています。

 -Plan:   需給計画とマネジメント

 -Source: 見込み生産品、受注生産品、受注設計生産品

 -Make:  見込み生産、受注生産および受注設計生産品の製造

 -Deliver: オーダー管理、倉庫運営、輸送、据付管理

 -Return: 購入品の返品と納入品の返品受入

 

生産(製造)の工程を大きく5つに集約したものです。


サプライチェインカウンシル資料より抜粋

 

上図のように、自社にとどまらず社内外のサプライヤや社内外の顧客との関係を明確にし、その関係を連鎖(チェーン)することにより、全体のプロセスを定義していきます。

 

詳しくは日本サプライチェーンカウンシル資料を参照してください。

 

SCORBABOKと非常に相性の良いモデルです。プロセス記述のレベルがそのままBABOKの要求のカテゴリーに対応します。

 



日本サプライチェーンカウンシル資料より

 

  レベル1: トップレベル:  ビジネス要求に対応しています。

  レベル2: コンフィギュレーションレベル: ステークホルダー要求(上位)

  レベル3: プロセスエレメントレベル:   ステークホルダー要求(中位)

  レベル4: 実行レベル:     ステークホルダー要求(下位)

 

サプライチェーンはすべてプロセスととらえますから、ステークホルダー要求とソリューション要求の厳密な区別はありません。プロセスの段階がより詳細化されていきます。

レベル4以降において、ITシステムへの要求をまとめていったときに、ソリューション要求がまとまっていきます。